東京の不動産まだ上がる!4億超え外資コンサル「これはバブルじゃない!」…今はまだ「バブル」とは言えない3つの理由
ドル換算だと、実はそんなに不動産価格は値上がりしていない
一見、不動産価格が高くなっているように見えますが、今は低金利ですし、円の価値も下がっていて、郊外は値上がりしていないことなどを踏まえると、安直にバブルだと考えるのは早計かなと思います。どちらかというと、全体的に円安に従って全ての資産価値が下落している状況の中、何とか下落せずに耐えているのが日本人と海外の富裕層の需要がある都心のタワマンや高級物件なのだと思います。 これがとても重要なのですが、今こんなに都心の物件が値上がりしているのは、海外の富裕層が買ってるからと勘違いしている方が多いと思います。もちろん外国人にも買われているのは事実ですが、メインボリュームは今も日本人です。 先日、ある不動産屋さんが統計を出していたのですが、東京の湾岸エリアのタワマンを例に挙げると、外国人が買っている割合が20~25%なんですよね。つまり、75%は日本人が買っているんです。外国人富裕層が価格を引き上げているので外国人が撤退したら暴落すると思っている方もいらっしゃると思いますが、実際には日本人が買っているので、日本の富裕層が買っている物件の資産価値は比較的保たれやすいんじゃないかと思います。代表的にはどうしてもタワマンになりますが。 とはいえ、円安が進んでいるので中国人は買いたがってよく見に来ていますね。東京のタワマンに住んでいる方であれば見たことあると思いますが、マンションの中に中国人の見学ツアーが来たりするんですよね。外国人がたまに相場無視のスッ高値で買うことがあり、それによって過剰な成約相場が作られているマンションも一部あるので、外国人が撤退すると多少の価格調整はありえると思います。
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