「冬でも10~20枚、良ければ30枚以上」東京湾の最新事情を詰め込んだタイラバロッド爆誕!
スクアド タイラバ SKC610ML-TAI RUBBER(レジットデザイン)
岡元「先述したように、東京湾もタイラバを着底後にすぐ巻いてバイト誘発させる『タッチ&ゴー』と『等速巻き』が有効なのですが、東京湾マダイは特にアタリが繊細なんです! その繊細さ故に、フルソリッドで柔らかめなロッドを使う方が多いんです。柔らかめなロッドは、ヒットした際、ロッドを曲げてやり取りする楽しさもある。しかしその反面、柔らかさ故にテンションが抜けてしまい、バラしてしまう場面を見てきています。もちろんバレる要因はロッドだけではないのですが、水深や潮の流れ、自分と魚の距離、PEラインの伸び率を考えると、テンションが掛けやすくフッキングできる強いロッドが必要になってくるんです」 柔らかいロッドに刺さり重視の小さめのハリの人が多く、それで逃すパターンを多く見てきている岡元船長ならではの、東京湾の経験則を詰め込んだ『乗せて掛けられるロッド』だという。 岡元「ロッドにはアラミド繊維を使っていますので、大型マダイ、青物などの強烈な引きにも対応してくれます。かといってティップはガチガチでなく、繊細なアタリにも追従し、乗せてしっかり掛けてくれる。マダイとのやり取りも楽にこなしてくれるんです。また、フォールスピードを速くするため、スパイラルガイドを採用しています」 一見硬いロッドのように思えるが、乗せてから掛けるタイラバの釣りをしっかりこなせる一本だという。 岡元「タイラバが初めての方は、まずはバーチカルに狙えるベイトロッドのSKC610MLでタッチ&ゴーの釣りに慣れるのが良いと思います」 《SKC610ML 岡元さんの使用タックルセッティング》 リール:オシアコンクエスト200PG(シマノ) PEライン:バリバス8 0.8号200~300m(モーリス) リーダー:バリバス ショックリーダー[フロロカーボン]12lb 2ヒロ(モーリス)
スクアド タイラバ SKS69M-TAI RUBBER Casting Model(レジットデザイン)
岡元「最大の特徴はとにかく投げやすいこと!キャスティングロッドにもアラミドを使用しいて、投げた際にロッドのブレが出ないように、またガイドを大きくすることでラインの放出をしやすくして、キャスト時にライントラブルがないようにしています」 ――そもそもキャスラバ(キャスティングタイラバ)をするメリットってなんでしょうか? 岡元「真下へタイラバを落とすバーチカルな釣りとは違って、キャストする事で広範囲を探れます。例えば潮を良く噛むコースをトレースできたり、船の流れる方向を利用してトレースするドリフト! ドリフトは乗船時にレクチャーしているのですが、トレースするコースによってはマダイから見たタイラバのシルエットを変える事ができるので、バイトを誘発するゲーム性の高いキャスラバが展開できると思っています。ドリフトは説明が難しいので、優しい船長に乗船時に聞いてくださいww」 ――キャスティングの効果って大きいんですね! 岡元「ベイトと同じくパワーがあるスピニングロッドになっていますので、重めのタイラバも投げやすい。だから、ブレずにキャスティングできて高切れ防止にもなっています。あと、ベイトと同じくフッキングパワーもあるのでしっかり掛けることができます」 ベイトでのタイラバゲームに慣れたら、よりゲーム性を向上させてくれるスピニングロッドを試してみよう!