「羽生結弦 notte stellata 2025」開催決定 来年3月「希望を届けていけたら」
フィギュアスケート男子の五輪連覇者でプロスケーター・羽生結弦さん(30)が故郷で座長を務めるアイスショー「羽生結弦 notte stellata 2025」開催が24日、決まった。主催者が発表した。 東日本大震災の被災地・宮城から希望を発信する、羽生さんの思いのこもったショー。来年3月に再び宮城のセキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)で開催。今回で3回目の開催となり、羽生さんが世界で活躍するプロスケーターの仲間たちと希望を届ける。 3月7日午後5時、8日午後6時30分、9日午後4時開演予定の3公演を予定。キャストは順次、発表される。以下は羽生さんのコメント。 ――「羽生結弦notte stellata」開催にあたって 「notte stellata」がこうやって3回目を迎えるということは、何度も何度もその3.11のことを思い返したり、また、何かできることはないかということを模索しながら、たくさんの事を考えてここまで来たんだなということを改めて感じています。 また希望を届けていけたらいいなと思いますし、このショーを見た皆さんが笑顔で帰っていただけるような、そんな明るいものにできたらなと思います。 ――自身の演技について 希望と、祈りと、未来に向けて少しでもなんか明るい気持ちになれたらいいなという気持ちを込めて滑りたいと思っています。 ――出演キャストについて (出演する)仲間のスケーターも3.11について考えてくれて、また僕の考えであったりとか、震災復興への気持ちであったりとか、そういったものに賛同しながら思いを込めて滑ってくれるので、その気持ちを受け取っていただけたらなと思います。