【有馬記念】ローシャムパークに初コンビのマーカンド好感触 「体、ストライドが大きくてすごくいい馬」
◇１２日 有馬記念１週前追い（美浦トレセン） ブリーダーズＣターフで２着と好走したローシャムパークは初コンビとなるマーカンドが騎乗し、サンダーアラート（３歳２勝クラス）と併せた。 ２馬身を追いかけ、向正面では首を上げ下げする場面はあったものの、すぐに折り合いはぴたりとついた。直線は外から併せる形で、気持ち仕掛けられて同入した。７Ｆ９４秒３―３６秒２―１１秒５で、６Ｆは７９秒６と８０秒を切る好時計を出した。鞍上は「体、ストライドが大きくてすごくいい馬。前半もリラックスしていて、後半は抜きにかかっていくし、自分の仕事が分かっている」と、好感触を得て上機嫌に話した。 追い切りを見届け、鞍上と話し込んだ田中博師も納得していた。「乗り難しさがあるところと、課題である一気にスイッチは入るところを確認してもらった。その上で負荷を掛けられて良かった」と調教の意図を説明。続けて「正直、動きが物足りないと思うけど、残る１週間でいろいろと考えていきたい」と好時計にも満足することなく、さらなる上積みを求めていく考えを示した。
中日スポーツ
