ＡＮＡは29日に60便欠航、鉄道も運休など計画－台風10号の影響で
（ブルームバーグ）： ＡＮＡホールディングス傘下の全日本空輸は、台風10号（サンサン）の影響で、29日に対馬・福江・宮崎・鹿児島を発着する全ての便を欠航にすると発表した。合計60便、約3700人の足に影響が出る。
28日には宮崎および鹿児島を発着する一部の便を欠航とし、計４便、約200人に影響が出る。30日は計４便、約380人に影響が出る見通し。
気象庁の午後２時45分時点の発表によると、非常に強い台風10号は、鹿児島県奄美市の東約100キロをゆっくりした速さで西北西へ進んでいる。低いほど台風の勢力が強いことを示す中心気圧は950ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。
日本航空（ＪＡＬ）は、27－28日に国内線と国際線あわせて122便を欠航する。約5130人に影響が及ぶ見通し。スカイマークは27日に鹿児島－奄美大島の４便が欠航し約540人に影響が及ぶと発表した。
ＪＲ九州によると、28－29日に九州新幹線の一部区間で運転を見合わせるほか、一部の特急列車の運休を計画している。
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Tsuyoshi Inajima
