「有終の美を飾ってほしい」。サッカー日本代表MF南野拓実がかつての師クロップ監督に言及【アジアカップ2023】
AFCアジアカップカタール2023に出場しているサッカー日本代表は、グループステージを2勝1敗という成績で終え、グループDを2位で決勝トーナメントに進んでいる。現地時間29日、南野拓実がインタビューに応じた。かつて指導を受けたユルゲン・クロップ監督がリバプールを退くことについて所感を述べている。 【アジア杯順位表・トーナメント表】AFCアジアカップ カタール2023 南野は2020年にオーストリアのザルツブルクからリバプールへ移籍。在籍中はFAカップ制覇に大きく貢献するなど、南野はチームのタイトル獲得に貢献し、与えられたチャンスに対しては結果を残していた。その後はサウサンプトンへのローン移籍を挟み、現在はリーグアンのモナコに所属している。 26日に発表されたクロップ監督の今季限りの退任について聞かれると、南野は「ショックでした」と答えた。「リバプールといえばクロップ監督がいるというイメージでしたから。監督が作り上げたものがここ最近のリバプールを象徴するものでしたし、そういう存在がいなくなるっていうのは不思議な感覚があります」 「今のところ(今季のリバプールは)すべてのタイトルを獲得できる可能性を残しているはずなので、有終の美を飾ってほしいなと思いますね」 また、現在リバプールに所属する遠藤航ともこの件について話したと明かし、「(クロップ監督の)後任が誰になるのか」を軽く語り合ったという。 (取材:加藤健一【カタール】、構成:編集部)
フットボールチャンネル編集部