MLB ナ・リーグ最優秀監督はブルワーズ・マーフィー監督 球団史上初受賞 就任1年目で中地区連覇
大リーグ機構(MLB)は19日(日本時間20日)、全米野球記者協会(BBWAA)会員の投票による今季の最優秀監督にナ・リーグは就任1年目のブルワーズ・パット・マーフィー監督(65)が選出された。 ナ・リーグは今季ワールドシリーズ制覇に導いたデーブ・ロバーツ監督は選出されず、メッツのカルロス・メンドサ監督、ブルワーズのパット・マーフィー監督、パドレスのマイク・シルト監督が最終候補に残っていた。 1位票はマーフィー監督が27票、シルト監督、メンドサ監督はそれぞれ1票だった。総得点はマーフィー監督が144点、シッルト監督が70点、メンドサ監督は35点だった。 ブルワーズは昨季まで監督を務めていたクレイグ・カウンセル監督がカブス監督に就任したため、今季からマーフィー監督が就任。今季162試合で93勝69敗でナ・リーグ中地区2連覇に導いた。しかし、ポストシーズンではワイルドカードシリーズでメッツに敗れていた。ブルワーズはこれまで全30球団の中で唯一最優秀監督を輩出していなかったが、これで球団史上初の最優秀監督受賞となった。