世界一の鮪、絶品おむすび、切りたて生ハム…日本の食を発信「麻布台ヒルズマーケット」開業!
港区の大規模複合施設「麻布台ヒルズ」に、フードマーケット「麻布台ヒルズマーケット」がオープンした。「TOKYO HEADLINE」がジャンルごとにおすすめ店舗をご紹介。 【写真】旬の食材のおばんざい、近海の天然魚が泳ぐいけす…「麻布台ヒルズマーケット」にクローズアップ
“緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街” をコンセプトとして、昨年11月に開業した麻布台ヒルズ。「麻布台ヒルズマーケット」は、暮らしの基盤で世界に誇る文化でもある「食」を守り、発展させていきたいという思いのもとに、約1200坪のエリアの中に34店舗の専門店を集めている。個性的なボールト(曲面)天井や十字柱のデザインはガーデンプラザと同じヘザウィックスタジオが、内装デザインはサポーズデザインオフィスが担当した。
〈生鮮食品〉
まず「京都 八百一」は、京都に本店を構える青果専門店。定番の野菜はもちろん、旬の野菜や京野菜、おばんざい、ECOシステムで育てたイチゴを使った「ECOいちごミルク」などがそろう。「麻布台 やま幸鮮魚店」は、豊洲市場を代表する鮪・鮮魚の仲卸による鮮魚店。店頭には世界一といわれる天然生本鮪をはじめ、部位ごとのお造りや天然魚が泳ぐいけすも設置される。
〈グロッサリー〉
来年で創業120年の墨田区の老舗米店による「お米とごはん 隅田屋」は、古式精米技術とブレンド技術、炊飯技術で料理に合わせたお米やご飯を提供する。店頭でブレンドするオリジナル米の販売のほか、「おにぎり米」を使ったおむすび、もち米「新大正もち」を使い、料亭「和の食 いがらし」が監修したおこわなど、米好きにはたまらないテイクアウトもある。
お隣の「だし尾粂」は、明治4年(1871年)から続く「尾粂商店」が手掛けるだしと化学調味料・保存料不使用の和のセレクト食品店。だし原料は同店限定で36種を用意し、鯛煮干し、鮭節、伊吹いりこといった高級だしも。自分が選んだ組み合わせで世界でひとつだけの「オーダーメイドだしパック」はもちろん、基本だし、東京だし、京都だしなどのだしパックも人気だ。
チーズ・生ハム専門店「フィオールディマーゾ」は、伊ヴェネト州のチーズメーカー「カ フォルム」の自社ブランド。注文の度にスライスする生ハムやサラミ、ガラス張りのチーズ貯蔵庫が目を引く。楠田裕彦氏が手掛けるシャルキュトリ(食肉加工品)専門店「クスダ シャルキュトリー メートル アルティザン」は、ショーケースに並んだハムやソーセージから、オーダーに応じてスライスしてくれる。