なんと5人体制だった...登録者数130万人超「パーソル パ・リーグTV(パテレ)」《中の人》が明かす「金曜ナイターからの土曜デーナイターが一番しんどい」理由
プロ野球ファンにはすっかりおなじみの存在である、パ・リーグ6球団の公式動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネル。通称「パテレ」。 【一覧】プロ野球「最も愛された監督ランキング30」最下位は、まさかの… 試合のハイライトや珍プレー好プレーはもちろんのこと、選手が見せる独特の仕草やリアクション、何気ない会話などを独自の視点でピックアップ。その絶妙なワードセンスや編集が視聴者の心をつかみ、チャンネル登録者数は約130万人超と、それまで野球に関心のなかった人たちにも多く支持されている。 果たしてパテレの「中の人」とは一体どんな人なのだろうか? 「パーソル パ・リーグTV」を運営する、パシフィックリーグマーケティング社のオフィスを訪ね、メディア事業本部部長兼制作グループのマネージャーを務める辻彰徳さん(※辻は一点しんにょう)に話を聞いた。
「ネット文化との相性が良い」30代以下に人気
――いまや試合中に何かしら印象的なプレーやアクシデントが起きると、ネットでは「パテレ行き」のコメントが飛び交い、すっかり独自の文化ができていますよね。どうやって現在のような動画の方向性が生まれたのでしょうか? 2016年頃までは、1日の試合全体で起きた出来事をハイライトとしてアップしていたのですが、徐々に1試合ごとの良かったシーンをまとめていくようになりました。 その際、野球の専門的な解説というよりは、選手個人のパーソナルな部分により着目するほうが、私たちのミッションである「プロ野球の新しいファンを増やすこと」には向いているのかなと。他のスポーツと比べて恵まれているのは、試合数が多いので、毎日何かしらが起きる。現代のネット文化との相性が良いんだと思います。 ――視聴者はどんな方が一番多いのでしょうか? YouTubeチャンネルに限ると、一番多いのが20代後半から30代前半、その次を10代後半から20代が占めています。それから40代と続いていく。9割近くが男性です。球場に来られる方のボリュームゾーンが40~50代なので、わりと若い世代にもアプローチできているのかなと思います。日本人はやっぱり野球が好きなんだなと実感しますね。
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