格安航空Peach、「大阪ーシンガポール」直行便の運航スタート
格安航空会社「Peach(ピーチ)」は12月4日、大阪(関西国際空港)とシンガポール(チャンギ国際空港)を結ぶ直行便の運航をスタート。初便となるMM773便には198名が搭乗し、18:56にシンガポールに向けて出発した。 【写真】就航イベントの様子 国内の航空会社が同区間を結ぶ路線を新規開設するのは14年ぶり。Peachにとってバンコク(スワンナプーム)線に続く、2番目の中距離国際線となる。 使用する航空機は、エアバス社の最新鋭「A321LR」で、Peachでは主に中距離国際線用に導入したもの。機内空間にゆとりをもたせているのが特長で、シートピッチはフルサービス航空会社と同等レベルの最大32インチ(約81cm)。座席にはスマートフォンやタブレットなどを充電するためのUSB端子も設置されており、約7時間のフライトをゆったりと快適に過ごすことができる。 4日におこなわれた就航イベントには、シンガポール政府観光局 北アジア局長のセリーン・タン氏が出席。「この新たな路線は、私たちの観光業を後押しするだけでなく、大阪とシンガポールの文化的・経済的な結びつきをさらに強化します。Peachと協力してこの路線を推進し、日本市場にシンガポールの多様な魅力をアピールできることをうれしく思います」とコメントした。 料金は片道1万3690円~(発券手数料、空港使用料等が別途必要)。運航スケジュール(2024年12月4日~2025年3月29日)は、「大阪(関西)」18:50発→「シンガポール」1:00(+1)着、「シンガポール」2:15発→「大阪(関西)」9:35着で毎日運航。