「人生100年時代」を乗りこなす子どもの育て方。理不尽さに折れない心と好奇心を与える
これも大人が「本当にそうなのだろうか?」と好奇心を持って自問する姿を子どもに見せることから始められます。大人の姿を見て子どもが真似ることで身につけられます。 窪田:先が見えない世の中ではありますが、私たち大人が日々幸せを感じて生活し、その姿を子どもに見せることも大事ですね。そのためにも屋外に出て好奇心を育てる、人生100年時代に大切な要素となりそうです。 私たち親も、「目のために外で2時間遊んでいらっしゃい」と子どもに押し付けるのではなく、大人が「今日は何に出会えるのだろう」とワクワクした気持ちで外出したら子どもも一緒についてくる。それってとても素敵なことだと思えるのです。そんな流れが理想ですね。
次回は、眼科医としてよく相談される子どものスマホとの付き合い方について、ボークさんと一緒に考えていきたいと思います。 (次回記事はこちら) (構成:石原聖子)
窪田 良/ボーク 重子