「私が日本でプレーしていた時の主将」豪州新監督、埼玉決戦&盟友森保との再会を待ち切れず!「日本サッカーの進化」も語る
「大きな挑戦であり、日本で勝つ大きなチャンス」
現地時間10月10日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第3節で、トニー・ポポヴィッチ新監督が率いるオーストラリアは、中国とホームで対戦。先制を許すも、3-1の逆転勝利で新体制の初陣を飾り、中4日で臨む日本とのアウェーゲームに弾みをつけた。 【画像】日本代表のサウジアラビア戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介。2選手に7点の高評価。MOMは攻守に躍動したMF 現地メディア『THE AGE』によれば、ポポヴィッチ監督が試合後の会見で日本に言及。現役時代にはサンフレッチェ広島で、現在日本の指揮を執る森保一と共闘したなか、「恐れるものは何もない」と切り出し、次のように語った。 「日本には敬意を払っている。監督はよく知っているし、私が日本でプレーしていた時のキャプテンだった。もう数年に渡って活躍している素晴らしい人物だ。人々は日本サッカーの進化を目の当たりにし、彼がどのように選手を入れ替え、どうプレースタイルを改善してきたかを知ることができる。 もちろん、私たちにとっては大きな挑戦であると同時に、日本で勝つ大きなチャンスでもある。我々はもっと良くなれると思う。中国戦のパフォーマンスを改善できれば、勝利を掴める。それが本当に重要だ。現時点で最高のチームと対戦するために日本に行く。素晴らしい挑戦だ。待ちきれないよ。選手たちが本当にワクワクしてくれるといいね」 『THE AGE』も記事内で「引き分けでも、サッカルーズにとっては素晴らしい結果だ。しかしポポヴィッチは、中国を3-1で下した逆転劇と、新しい攻撃システムで見せた有望な兆しに勇気づけられ、勝点3以外を持ち帰るつもりはない」と伝えているように、51歳の指揮官は意欲十分だ。 森保ジャパンとしては埼玉スタジアムで返り討ちにし、勢いをそぎたいところだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部