【スポーツクライミング】パリ五輪代表・安楽宙斗は〝英語力〟も向上「相当成長したなと思う」
スポーツクライミングでパリ五輪男子代表の安楽宙斗（17）は〝英語力〟に手応えを感じている。 千葉・八千代高3年の安楽は、受験勉強に励む同級生に交じって英語力アップに着手。4月の本紙インタビューで「勉強がある程度できる生徒が集まっているので、ガラッと受験の雰囲気に切り替わった。でもそれをうまく利用して、今までなかなか手をつけてこられなかった英語を頑張ろうと思っている」と語っていたが、20日の取材では「だいぶ時間はかかるけど、前より話せる幅が広がったり（言葉が）パっと出てくることも多くなった」と笑みを浮かべた。 現在はタイから来た留学生とともに練習を行うこともあり、英語を使う機会が増えたという。「言えないことはまだたくさんあるけど、前の自分と比べたら相当成長したなと思う」とにっこり。さらにW杯に参戦する中で「大会中はみんな集中していて、会う時間もあんまりないので、毎回ではないけど、会ったら話しかけてくれる」とコミュニケーション面でも進化を遂げている。 この日はシステムコンサルティングなどを手掛けるJSOLと所属スポンサー契約を締結し「一緒に頑張っていけたら」と決意を述べた安楽。開幕まで40日を切ったパリ五輪を前に、頼もしい援軍が加わった。
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