多機能ペンでもブレ知らず。低重心で安定感抜群のゼブラ「ブレン4+S」【今日のライフハックツール】
シリーズ初の消しゴム&バインダーノックがうれしい
シャープペンシルのノックは、クリップが兼用しています。 まず一段階押し込むことでシャープユニットのペン先が押し出され、さらにそこからもう一段カチッと押すことで芯出しノックとなる、多機能ペンとしては定番タイプです。 ただ、最初のノックでクリップ自体が軸側に引き込まれてしまうので、筆者のゴツめの指だと、芯出しノックが少しやりづらく感じました。 一方で、シャープ用にシリーズ初となる消しゴムが搭載されたのはうれしいポイント。 特に多機能ペンは、ペンケースに入れずこれ1本だけを携帯・運用するケースが多いので、シャープユニットと消しゴムがセットになっていると助かることが多いんです。 使うときは後端のカバーをカポッと引き抜くと、消しゴムが露出します。サイズ的には「しっかり消せる」ほどではありませんが、それでもいざというときに役立つのは間違いありません。 もう1つシリーズ初となるのが、シャープノック兼用クリップが可動式バインダークリップになっていること。 ガバッと大きく開いて挟みこむことができるため、手帳カバーや厚手のジャケットポケットなどにも固定することが可能。地味ながらこれによって携帯性が確実にアップするので、「バインダークリップ助かる!」と感じる人はわりと多そう。 現時点で1カ月ほど「ブレン4+S」をメイン筆記具として運用していますが、ブレない書き味と低重心のバランスが非常に快適です。正直なところ、これまで使ってきた多機能ペンの中でもベストと言えるぐらい。 それでいて1100円(税込)はかなりお値打ち。現時点で多機能ペンを使っている人は、まず試しに買ってみても損はしないと思います。 ただし、一度「ブレン」シリーズのブレなさに慣れてしまうと、ほかのペンに戻った際に「こんなにカチャカチャうるさかったっけ…?」とストレスを感じてしまうかも。そこは覚悟しておいたほうがいいでしょう。 今日のライフハックツールをもっと見る>> Source: ZEBRA, Amazon.co.jp
きだてたく(文房具ライター)