北京五輪に出場した女子スノーボード選手が雪崩に巻き込まれて死亡「クリスマスに暗い影」
2022年北京五輪スノーボード女子クロスに出場したソフィー・へディガーさん(26=スイス)が23日、雪崩に巻き込まれて死亡した。スイススキー連盟が発表した。 英「BBC」など欧州各メディアによると、へディガーさんはスイスの山岳リゾート地アローザ・レンツァーハイデでエキスパートレベルのコースに挑戦中、アクシデントに見舞われたという。救助隊や警察が駆け付けて、事故発生から約2時間後に雪の中から遺体を発見。同連盟はへディガーさんの死の詳細について、家族の意向により非公開にすると発表した。 スイススキー連盟のワルター・ロイサー最高経営責任者(CEO)は「言葉も出ません。ソフィーの家族に哀悼の意を表します」とし「ソフィーの死はクリスマスシーズンに暗い影を落としました。私たちは非常に悲しんでおり、彼女との思い出をいつまでも大切にしていきます」などとコメントした。 ヘディガーさんは北京五輪で2種目に出場。2023―24年シーズンのW杯では2度表彰台に上がった実力者だ。英メディア「boredpanda」は「14日に26歳になったばかりで、スイスの有望なアスリートとして広く知られていた」とし「スノーボード界で影響力のある人物であり、世界中の若い女の子たちにとってインスピレーションの源だった」と伝えていた。
東スポWEB