退職代行の利用理由は「引き留められた」と「退職が言い出せない環境」が多数
約2割の企業に「退職代行サービスを利用して退職した人がいた」
一方、2024年1~7月に中途採用を行った企業の人事担当者に「退職代行を利用して退職した人がいたかどうか」を尋ねたところ、2024年の1月から6月の間に退職代行サービスを利用して退職した人がいたという回答は23.2%でした。過去の結果と比較してみると、2019年以前は15.7%であった利用者が年々増加傾向にあることもわかります。 業種別に見ていくと、退職代行サービスの利用者が最も多いのは「金融・保険・コンサルティング」の31.4%、2位が「IT・通信・インターネット」の29.8%、3位が「メーカー」の25.4%などとなっています。 引き留められたり、退職そのものを伝えづらかったりと、退職にまつわるストレスを一手に引き受けてくれる退職代行サービス。新たな門出を気持ちよく迎えるために、余計なトラブルで疲弊してしまわないように、こうしたサービスを利用しながら生きやすい環境を整えていきたいところです。また、企業側も、個々の新たな人生設計に対してより理解を示し、風通しの良い環境づくりを心がけることで、人材流出そのものを防ぐことができるかもしれません。 出典元:【株式会社マイナビ】
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