博報堂とタカラトミー「100年人生ゲーム」開発 疑似体験で長寿社会を前向きに生きよう
100歳までの人生についてどのように考えているかを聞いたところ、日本人の回答では「チャンスが増える」「幸せそうに見える」が海外と比べて20ポイント程度も低い20%台で、ネガティブな面ばかりを見ている人が多かった。
こうした結果などから、日本人が100年人生を前向きに捉えるためには、100年の人生で起こりうる幸せな体験を知り、人生のポジティブな面に注目することが重要だと考え、タカラトミーと共同開発した。研究所の田中卓副所長は「あらゆる年代の人にプレーしてほしいが、30代から人生を折り返す50代の人には、ゲームを通じて今後の人生をどのように生きるかを考えてもらえれば」と話している。
100年人生ゲームは3960円で、23日からタカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」などで販売。ゲームをプレーするには、2023年4月発売の8代目となる「人生ゲーム」(5500円)が別途必要。21、22、27、29日には、100年生活カフェで体験会を開催する。(小島優)