前日に先発変更の台湾代表・林昱珉、強打の侍ジャパン打線相手に力投 巨人・戸郷翔征と投げ合い【プレミア12】
◆プレミア12 決勝 日本―台湾(24日、東京ドーム) 初優勝を目指す台湾代表で、米大リーグ・ダイヤモンドバックス傘下に所属する左腕の林昱珉が、連覇を狙う野球日本代表「侍ジャパン」打線を相手に力投を見せている。 ■侍主砲がモデル妻と〝新婚2ショット〟【写真】 日本の先発の戸郷翔征(巨人)との投げ合いで、初回は好調な小園海斗(広島)を空振り三振に仕留めるなど3人で終えた。2回も2次リーグのベネズエラ戦で満塁本塁打を放った牧秀悟(DeNA)を見逃し三振とするなど、三者凡退と完璧な投球を見せた。3回は先頭の源田壮亮(西武)に内野安打を許し、坂倉将吾(広島)には四球を与えて1死一、二塁のピンチを迎えたが、後続を断ち得点は許さなかった。 2次リーグ最終戦で、この日の決勝カードと同じ顔合わせだった23日の日本―台湾戦では、台湾が予告していた日本戦の先発投手を試合前に変更した。これに対して日本側は抗議を行ったが、主催者の世界野球ソフトボール連盟(WBSC)がトーナメント規定に沿い、台湾が罰金を支払う形でこれを認めることになった。 これに伴い台湾は23日の日本戦について、林昱珉から22日の米国戦でも先発した陳柏清に変更。林昱珉は24日の日本との決勝戦に回っていた。
西日本新聞社