伊藤健太郎、乃木坂46弓木奈於に「おっ…!?」 愛希れいかも共演のドラマ“非常に人見知り”な裏話
俳優の伊藤健太郎が21日、大阪市内のカンテレで行われた来年1月期主演ドラマ『未恋~かくれぼっちたち~』取材会に出席した。 【写真多数】伊藤健太郎&カンテレハチエモン、じゃれあう姿 同作は、小説家を目指す夢を諦め、“ミスターリスク回避”と言われるほど、自分の気持ちから逃げる漫画編集者・高坂健斗(伊藤)が、年上の派遣社員・鈴木(柿沼)みなみ(愛希れいか)や、売れっ子アイドル漫画家・深田ゆず(弓木奈於・乃木坂46)と出会い、変わっていく姿を描く。 伊藤は、大河ドラマ『光る君へ』(NHK)を完走したばかり。また、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で、第47回日本アカデミー賞・優秀助演男優賞を受賞するなど、俳優としてますます表現力が増している。 役柄との共通点はほぼないとし、「“なんでここでそういうふうに言っちゃうかな”というか…。彼の中ですごく考えて言っている言葉でも、相手にグサっと刺さってしまったり、違う形で捉えられてしまったりということ(場面)があります。(健斗に対して)“もっとストレートに気持ちを伝えればいいのにな”なんて思うところが個人的にありました」とぶっちゃけ。 一方で「“共感”は本当できなくても“理解”はできるんですよね。台本を読んでみると、“なんでこのキャラクターがこういう考え方になったんだろう”とか、“こういう生き方を選んだんだろう”という部分を自分に置き換えて、共感することはできなくても、その人のパーソナリティーとしての理解はできます。それを、自分がお芝居をする上で(役柄に)アプローチするための“ガソリン”としていただくっていうのはすごく意識しています」と説明した。 また、共演する愛希と弓木について、伊藤は「弓木さんと愛希さんのお二方が、ご本人もおっしゃっているぐらいなんですが、非常に人見知りで(笑)。最初の頃は“10”話しかけて“1”返ってきたらいいぐらいで…(笑)」と明かし、笑いを誘った。 “心を開く”という部分で、弓木と愛希のどちらがより難しかったかと聞かれると、「お2人それぞれ違った難しさがあって…(笑)、弓木さんは”弓木ワールド“っていう世界があるので、質問したことに対して全然違う答えが返ってきて、“おっ…!?”ってなることがあったりとか(笑)。愛希さんは愛希さんで…本当に心を開かないタイプだと思うんですね(一同笑)。ちょっと撮影期間が空くと、リセットされちゃうので(笑)。それでまた1から心を開いていくみたいな。今まで公私ともに出会った人の中でも1番レベルの高い2人だったなっていうのは思います(笑)。とはいえ、お2人もすごく頑張って現場でお話ししてくださって。苦になるとかは全くなかったですし、本当に楽しい現場だったので、2人のおかげだなっていうのは思いますね」と振り返っていた。 来年1月9日から毎週木曜放送。カンテレは深夜0時25分(※初回は深0:40)、フジテレビは深夜2時25分(初回は深2:40)から。FODでは、カンテレ放送と同時に配信される。