阪神・岡田前監督、オーナー付き新ポストに就任へ 体調面整えば秋季C視察も
今季限りで退任した阪神・岡田彰布前監督(66)がオーナー付きの新ポストに就任する見込みであることが29日、明らかになった。これまでも粟井球団社長は「有形の力は(岡田)監督がやっていただいたことでチームに備わった。無形の力もある。それを含めて、お力を借りながら次のシーズンを戦っていきたい」とフロント入りを明言していた。 今後は主に球団オーナーを通して意見交換を行い、球団の歴代監督1位の552勝を挙げた知将の知恵と人脈で藤川阪神をサポートしてもらう。また、体調面などの条件が整えば、11月の高知・安芸の秋季キャンプを視察するプランも判明した。岡田前監督はDeNAに敗れたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(甲子園)では風邪による体調不良を抱えていたが、28日に球団施設を訪れた際に元気な様子をみせていた。