【菊花賞】AIの本命はアスクカムオンモア 決め手は複勝率50%「枠とデビュー戦に関する」データ
デビュー時の距離で将来を占う
10月20日(日)に京都競馬場を舞台に争われる菊花賞(GⅠ・芝3000m)。全馬にとって未知の距離で争われる一戦で、距離への対応がカギとなる。血統や気性から予想するケースは多いが、やはり難解だ。そんな当レースで、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。 【2024菊花賞】注目の予想はここからチェック! AI本命馬:アスクカムオンモア ●短評 デビューは3歳の2月と遅めで、芝2000mの未勝利戦で6着だった。その後は3戦目となる3歳3月の未勝利戦で初白星をあげ、次走で日本ダービー出走を狙ったプリンシパルSを3着、先月のセントライト記念では6着とキャリアを積んだ。 優先出走権こそ得られなかったが、本番まで中1週の出走を挟んででも挑むローテーションからは執念が感じられる。ちなみに1986年以降では中1週での挑戦で当レースを制した馬はいない。執念が実を結ぶか、注目だ。 ●データ 京都開催の過去10回(2012~2020、2023年)では、2枠が【4-2-0-14】で最も勝ち数が多い。この勝ち馬4頭にはコントレイルやエピファネイアなどそうそうたるメンバー並ぶが、17年10番人気2着のクリンチャーなど伏兵の好走もある。 ポイントになるデータは「デビュー時の距離」。デビュー戦の舞台は将来の適性舞台、距離などを陣営が考慮して選ぶことが当然ながら多い。つまり2、3歳時から長い距離を選ぶということはそれだけ長い距離への適性が見込まれていることになる。本馬は2000mでデビューしていたが、「2枠かつデビューが2000m戦」の馬は【1-2-0-3】勝率16.7%、複勝率50.0%と優秀。上で挙げたクリンチャーもこのパターンに該当しており、本馬もこれにならいたい。 AI予想エンジンKAIBA ◎アスクカムオンモア ◯ヘデントール ▲コスモキュランダ △アドマイヤテラ ×ショウナンラプンタ 《KAIBAとは?》 独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
SPAIA編集部