「間食はフルーツ」「お酒はのまない」62歳の俳優デミ・ムーア、若々しさを保つ“シンプルな美の習慣”を深掘り
若々しいボディを保つため。間食はパイナップル !
「美は内側から作られるもの」と考えるデミは、食生活においてはストイック。動物性食品や加熱処理された食品を避けるローヴィーガン食を長年メインにしているようで、『CNN』に明かしたお気に入りの間食は、生のパイナップル。61歳という年齢では驚異的ともいえる美ボディは、シンプル&クリーンな食生活で作られている模様。 かつてアルコールの問題を抱えていたこともあるデミだけれど、現在は断酒生活を継続している。一時期、お酒を口にしてしまったのは、浮気などで苦しめられた15歳年下の俳優アシュトン・カッチャーとの結婚生活中。彼との交際前は約20年、破局後は12年以上アルコールを断っており、「感情面でもしらふになった」と『The New York Times』に明かしている。
ハードなエクササイズは30代後半で卒業
『素顔のままで』(1996)ではストリッパー役、『G.I.ジェーン』(1997)では海軍の女性将校役でバルクアップした肉体を作り上げるなど、役柄に応じてまったく違うボディを見せてきたデミ。 40歳のときに出演した『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』(2003)でも完璧なビキニ姿を披露して世間を驚かせるなど、「体づくり」はデミのキャリアを語るうえでも欠かせない要素。 ただその背景には、「自分に求められる体型を作り上げなければ」という強烈なプレッシャーがあったよう。2019年に出版した自伝『Inside Out』のなかで、「20代後半~30代の頃は、ワークアウトに取り憑かれていた」と語り、当時の過度な食事制限も明らかに。 『幸福の条件』(1993)撮影中には、体重を落とすために「すでに度を越していたエクササイズを倍にして、炭水化物を抜き、ありとあらゆるマシンでトレーニングをした」そう。加えて、毎日60マイル(約97キロ)ものサイクリングをこなしていたというから、どれだけ自分を追い込んでいたかがうかがえる。 そんな時期を経て、「自分の通常のサイズがわからなくなってしまった」ことから、30代後半でハードなエクササイズを卒業。以降はヨガやピラティスなど、コアを鍛えるエクササイズ中心にシフト。 40代に入ってからはよりリラックスして自分の体と向き合えるようになったようで、「自分の体を支配したいという欲望を手放したとき、皮肉なことに、ずっと望んでいた体型を手に入れることができました」と『ELLE』に語っている。