通算１２アンダーの４位に終わった竹田麗央（カメラ・今西　淳）

◆女子プロゴルフツアー　スタンレーレディスホンダ　最終日（６日、静岡・東名ＣＣ＝６６１０ヤード、パー７２） 　ツアー史上初となるシーズン３度目の２週連続優勝へ４打差８位から逆転を狙った竹田麗央（ヤマエグループＨＤ）は、７バーディー、１ダブルボギーの６７と追い上げたが、通算１２アンダーで３打及ばす４位だった。「朝から優勝しか狙っていなかったので、悔しいです」と言葉を絞り出した。 　３番からの３連続バーディーで首位を捉えたが、８番パー５で第２打を池に入れ、５オン２パットのダブルボギーを喫し、後退した。「４ユーティリティーでバンカーに持って行けるかなと思った。レイアップは考えなかった。自分がミスショットをしたので、まだまだ練習が足りないということ」と振り返った。 　４打差５位で迎えた後半に再び猛追モードに入ると、１５番で第２打を１メートル強につけてバーディー。再びトップに並んだが、優勝には届かなかった。４位で賞金７２０万円を加算し、７勝を挙げている今季の獲得賞金は２億１１９万１８５０円に。２５試合での２億円突破は、２０１５年のイ・ボミの３０試合を超えるツアー史上最速記録となった。「どれくらいかよく分からない」と金額について実感は湧かない様子ながら「まだまだ最後までしっかり頑張りたい」と話した。