【日本株週間展望】続伸、インフレ転換と円安評価-年度末で乱高下も
楽天投信投資顧問第二運用部の平川康彦部長
底固く小じっかりだろう。日経平均銘柄の入れ替えが売り圧力となるが、配当の再投資がより大きな買い圧力となり、TOPIXは比較的強い週となりそうだ。過去のデータでは4月にかけて外国人投資家の買い圧力が高まりやすく、それも需給面でプラス材料。ファンダメンタルズではあまり材料はないが、円安が進行して1ドル=155円台に向かい、市場が日銀の利上げ観測を前倒しする展開となれば、調整が入る。
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--取材協力:エディ・ダン.
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Yasutaka Tamura