”混セ”を制するのは…?”セ・リーグ優勝争いのキーマン(3)巨人・阿部監督の下で早くもレギュラーに…?
レギュラーシーズンも最終盤を迎えている2024年のプロ野球。セントラル・リーグでは、いまだ熾烈な優勝争いが繰り広げている。そこで今回は、王座を視界にとらえている広島東洋カープ、読売ジャイアンツ、阪神タイガースの3球団から、リーグ優勝のキーマンとなりそうな選手を紹介したい。(※今季成績は9月13日時点)
浅野翔吾(読売ジャイアンツ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:171cm/86kg ・生年月日:2004年11月24日 ・経歴:高松商 ・ドラフト:2022年ドラフト1位 打線を牽引していたエリエ・ヘルナンデスに代わって一軍に上がった浅野翔吾。昇格後に3本塁打を放つなど覚醒を予感させており、打線の起爆剤となっている。 高松商時代には高校通算68本塁打の強打者として高い評価を受け、ドラフトでは2球団が1位指名で競合。くじ引きの末、読売ジャイアンツへの入団が決まった。 高卒1年目はファームを主戦場にしたが、夏場に一軍デビューし、プロ初本塁打を記録。二軍では77試合の出場で打率.262、7本塁打、27打点、6盗塁と大器の片鱗ぶりを覗かせた。 今季は開幕一軍入りを果たしたが、3試合の起用でノーヒットと結果を残せず二軍降格。以降は長らくファーム暮らしが続いた。 それでも、8月に負傷したヘルナンデスに代わり再昇格を果たすと、8月14日の阪神タイガース戦では、今季初安打となる満塁本塁打を記録。チームのカード勝ち越しに貢献した。 さらに、8月24日の中日ドラゴンズ戦では本塁打を含む4安打2打点の活躍で勝利に貢献。現在もスタメン出場が続いており、ここまで25試合出場で打率.253、3本塁打、14打点の成績となっている。 このままレギュラーの座を掴み、チームに勢いをもたらす存在となれるか。
ベースボールチャンネル編集部