「不倫相手との間に子どもができた 示談金を届けてほしい」 夫を名乗る男に500万円だまし取られる 静岡・湖西市
静岡県湖西市に住む50代女性が、単身赴任中の夫を名乗る男から「不倫相手との間に子どもができた」などと示談金の名目で現金を要求され、500万円をだまし取られました。 警察によりますと、9月22日、湖西市に住む50代女性の自宅に、単身赴任中の夫を名乗る男から電話があり「コロナかもしれない。体調が悪い。携帯が壊れたので新しい番号を教える」と携帯電話の番号を教えられたということです。 その翌日、体調を心配した女性が男に電話したところ、「不倫相手との間に子どもができた。示談金を届けてほしい」と言われ、女性は、島田市内で弁護士の甥を名乗る男に、紙袋に入れた現金300万円を手渡したということです。 女性はその後も夫を名乗る男から「別の女性とも不倫して子どもができた」と示談金を要求され、横浜市内で弁護士事務所の職員を名乗る男に現金200万円を手渡しました。 28日に家に帰ってきた夫に話したところ、詐欺だということがわかったということです。 警察は、『「携帯が壊れたので新しい番号を教える」は詐欺の可能性が高い』と呼びかけています。