7割がマッチングアプリ通じ入会 業務禁止中のマルチ勧誘、警視庁
連鎖販売取引(マルチ商法)を巡るトラブルで東京都から業務禁止命令を受けていたのに投資に関するビジネススクールへ勧誘したなどとして、特定商取引法違反の疑いで男女4人が逮捕された事件で、スクール入会者の約7割が、マッチングアプリで知り合った相手から勧誘されていたことが11日、警視庁への取材で分かった。 警視庁生活経済課によると、容疑者グループの幹部の多くが複数のマッチングアプリに登録しており、悪用を繰り返していたとみられる。入会金は30万~60万円ほどで、支払えない場合は消費者金融から借りるよう促していた。