障害重賞２勝のオルフェーヴル産駒トゥルボーが引退 小倉サマージャンプで競走中止も今後は乗馬に
ＪＲＡは７日、２０２１年にＪ・ＧⅢ新潟ジャンプＳ、同阪神ジャンプＳを連勝したトゥルボー（牡９・小笠）が同日付で競走馬登録を抹消したと発表した。通算成績は３３戦６勝（うち障害９戦４勝）。８月２４日のＪ・ＧⅢ小倉サマージャンプで競走を中止したのが最後の競馬となった。 同馬は父オルフェーヴル、母フェアエレン（その父ストリートクライ）の血統。１８年８月に新潟芝１８００メートルの新馬戦でデビュー（１０着）すると、その後はダート路線に転向。初勝利までに１０戦、２勝目までにはさらに１１戦を要したが、タフに走り続けた後、４歳暮れに障害入りした。ここでは初戦から勝ち星を挙げると、５歳時の２１年にはオープンを勝ち、さらに重賞を連勝と大活躍。ただ、その後は約２年に及ぶ休養があり、復帰後はなかなか好結果に結びつかず、競走生活の幕を閉じることになった。今後は鳥取県伯耆町の大山ヒルズに移動。乗馬として余生を過ごす。
東スポ競馬編集部
