無期懲役を求刑 “ルフィ事件”狛江強盗致死の実行役「極刑をくだしてください」
迎えた24日の裁判。検察側は永田被告に対し「無期懲役」を求刑。「犯行動機は身勝手かつ利欲的」、「高齢の抵抗できない女性に暴行を加えた犯行は残虐で極めて悪質」と指摘しました。 一方、弁護側は「責められるべきは首謀者の指示役」などとして「有期の懲役刑」が相当だと主張しています。 また、法廷では被害者遺族の意見陳述も読み上げられました。 遺族の意見陳述 「母は本当に普通の女性で普通のおばあさんでした。あと10年生きられれば100歳でした。100歳まで生きてほしかったと思います。母が何を思って死んでいったのだろうかと考えない日はありません」 つづられた心情。そして、永田被告については… 遺族の意見陳述 「極刑を希望します。ならないのであれば、1日も長く刑務所にいてほしい」 裁判の最後、永田被告は時折、涙声になりながら… 永田被告 「これは私の意思でやったことです。責任を果たすには死刑がふさわしい。私のことは一切考えないでください。被害者遺族の気持ちだけを考えて、極刑をくだしてください」 判決は11月7日に言い渡される予定です。