『オーバーツーリズム』の京都 観光バス急増で路上駐車が問題に…京都府警が3日間で46台を指導 一方で運転手からは『駐車場不足』の声も
京都の観光地周辺で渋滞の一因にもなっている、路上に駐停車にする観光バスに対し、京都府警が指導・取り締まりを行い、46台のバスに指導を行いました。 京都の観光地では、新型コロナウイルスが5類となり、客足の回復に伴ってオーバーツーリズムが問題となっています。 なかでも、観光地が集まるエリア付近の烏丸通、御池通、五条通、などでは、これまで時間調整や客待ちのために違法に路上駐停車をする観光バスが問題となっていて、渋滞の一因にもなっていました。 こうした状況を受け、京都府警は5月28日から30日にかけて、路上に駐停車する観光バスに対し指導・取り締まりを実施し、46台のバスを指導しました。
指導を受けたバスの運転手は…「駐車場がないので仕方なく」
五条通で指導を受けたバスの運転手は「着物レンタル店に客を連れてきたが、店には駐車場がなかった。清水寺近くの駐車場まで行くと道が混雑して時間が読めないので、仕方なく路上で待っていた。市内にもう少し駐車場があったら停められるのに」と話していました。 京都府警は「今後も啓発活動を続けていくことで、路上駐停車を減らしていきたい」としています。