Moto2佐々木歩夢選手はプラクティス1の転倒で骨折、欠場に【MotoGP第19戦マレーシアGP】
ハイサイドにより右手首と右足首を骨折
MotoGP第19戦マレーシアGPの金曜日午後に行なわれたプラクティス1の終盤、Moto2クラスに参戦する佐々木歩夢選手(ヤマハVR46マスターキャンプ・チーム)は2コーナーでハイサイドを喫し、マシンから舞い上がってコース上に叩きつけられる形となりました。 【画像】2024年シーズンのMoto2クラスに参戦する佐々木歩夢選手を画像で見る(10枚)
佐々木選手はこのクラッシュにより、右手首と右足首を骨折し、欠場となりました。スペインのバルセロナに戻って診察を受けるとのことで、手術が必要かは不明ということです。 佐々木選手は怪我の状況について、次のように説明しています。 「ここ何戦か良い感触があり、初日からすごく良いフィーリングがあったのですが、それだけに、ほんとに悔しいです。(金曜日)午後の転倒により、足と手、両方骨折してしまいました」 「どうにか3週間くらいでバイクに乗れるまでに治せそうなので、しっかりリ回復に励んで、最終戦を走れるように準備を進めていきたいと思います」 2024年シーズン最終戦となる第20戦は、当初、スペイン・バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで11月15日から17日にかけて行なわれる予定でしたが、10月29日に発生した大規模な洪水被害により、バレンシアGP開催の中止が発表されました。代替として、同日程でスペインのバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで開催されます。 ■Moto2クラスとは…… Moto2クラスは、トライアンフ「ストリートトリプルRS」の排気量765ccの3気筒エンジンをベースに開発されたオフィシャルエンジンと、シャシーコンストラクターが製作したオリジナルシャシーを組み合わせたマシンによって争われる。タイヤは2024年よりピレリのワンメイクとなった。クラスとしてはMotoGPクラスとMoto3クラスの中間に位置する。
伊藤英里