【パリ五輪】「タヒチで過ごした時間は一生忘れられない」松田詩野、見せ場作れず敗退「もっと五輪の舞台でサーフィンしたかった…」悔しさにじませる
パリ五輪のサーフィン女子の3回戦は現地時間8月2日、パリから約1万6000キロ離れた仏領ポリネシアのタヒチ島チョープーで開催された。松田詩野は第5ヒートでスペイン代表のナディア・エロスターベと対戦。松田はトータルスコア5.84ポイントで、同8.34ポイントのエロスターベに敗北を喫し、3回戦で敗退となった。 【画像】パリ五輪でメダル獲得が期待される注目の日本人アスリートを一挙紹介! 風が入りコンディションが悪いなかで行なわれた第5ヒートは、バレル(ホレた波)も少なく、テイクオフからさまざまな技を組み合わせて、フィニッシュまでの一連の流れのなかで"魅せる"マニューバでの対決となった。 開始から約15分の間に、スペイン代表エロスターベが2本のライディングを披露するなか、松田はエロスターベよりも奥でより良い波を待ち、中継に映った"波乗りジャパン"の大野修聖ヘッドコーチも水平線を鋭い目で見つめていた。 残り15分5秒の場面で、最初の1本目に乗ると流れるようなライディングを披露して、2.67ポイントをマーク。2本目は3.17ポイントだった。その後、"神の領域"タヒチの波を味方に付けることができず、松田はわずか2本のライディングで敗退となった。 松田は、試合後に自身のインスタグラムを更新。「沢山の応援ありがとうございました!もっとオリンピックの舞台でサーフィンしたかったけど、1年前はここでこんな経験出来ると思ってなかったから諦めずに自分を信じて、世界有数のタヒチの波にチャレンジ出来て良かった」と振り返った。 さらに「この時間のために準備した1年とこのタヒチで過ごした時間は一生忘れられない!まだこの先続くサーフィンライフをこの経験を活かして強くなって更に飛躍していけるように頑張ります!」と続けて、今後の飛躍を誓った。 最後に「皆んなの応援が力になったしこれからのモチベーション」と松田は感謝の言葉で締めくくった。サーフィンの準決勝と決勝は、男女共に現地3日に行なわれる予定だ。 構成●THE DIGEST編集部
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