日大藤沢FW宮澤朋哉「『良いチームだったね』で終わらないように勝ちには拘って貪欲にいきたい」
「個人としてはキャプテンとしてチームを勝たせるというのはもちろんですし、そのキャプテンという立場を抜きにして一アタッカー、1選手としてチームを勝たせられる選手にならなきゃいけないと思っています」と責任感を示した。続けて「チームとしては、次は桐蔭学園ですし、相手がどういう形、どういう気持ちで来るのかはわかっているので、それに対して1ヶ月ちょっとあるので準備していきます。自分たちの目標は「挑越」と言って去年や一昨年の結果を超えるって目標を立てているので、ここから先は凄い山なので、どこと戦ってもみんな命がけで戦って来るので、それを登り詰めるために、まだ1ヶ月ちょっと準備できる期間があるので最高の準備をして神奈川1位を取って全国に出たいです」と意気込んだ。さらに「どれだけ(相手に)に研究されても、崩せるチームは一番怖いですし、一番強いので。自分たちの良さを出しながら、どんなことをやってきても自分たちのサッカーをして攻撃は自分たちらしさを出しながら『やってやるんだ』という気持ちでいっぱいです。日藤らしく、(誰もが)見ててわかるような、(誰が)見ていても楽しいようにやっていきたい。ただ、勝てなかったら『良いチームだったね』で終わってしまうので、『良いチームだったね』で終わらないように勝ちには拘って貪欲にいきたいです」と力を込めた。 インターハイ予選では桐光学園に0-3と完敗を喫し、俯いたままピッチを後にした宮澤。和倉ユースでは優勝、続く青森ユースでもベスト4と着実にチームと共に成長を遂げてきた。 次戦の相手・桐蔭学園は奇しくも昨年の選手権予選決勝、そして和倉ユースでも決勝で対戦し連勝している相手だ。10月20日も勝って『挑越』することができるのか?宮澤朋哉の真価が問われる。 (文・写真=西山和広)