青木さやかさん、イッセー尾形さん、GACKTさん、桐野夏生さんに聞いた「悩んだ時に支えてくれる私の《お守り言葉》」
小さな幸せを見逃さずに、運を引き寄せる人になるには、ただじっと待っているだけではダメ。大切なのはちょっとした行動と、変化を受け入れることです。第一線で活躍を続ける人は、困難が降りかかった時、どのような言葉に後押しされて一歩を踏み出し、運を引き寄せてきたのでしょうか。それぞれの珠玉の一言を紹介します * * * * * * * ◆「自分の心を自分で感じろ 心が苦しかったら自分が悪いと思え 勇気を出して反省だ」……青木さやかさん(タレント) 恩師に教わった言葉。 一日を振り返り、自分が楽しかったか心から笑えたかをチェックします。ズルいことをしたり嫌なことを人にしたりすると、どこか笑えない自分がいます。目の前に起きることは自分に理由がある。何かを見直せるチャンスだと思う。人のせいにはしない。自分だ。 反省したら、すぐに切り替えて前を向く。いつまでもそこにいない。これも肝心なことだと頑張っています
◆「砂糖水が飲みたかったら、砂糖が水に溶けるまで待て」……イッセー尾形さん(俳優・コメディアン ) なかなかそんな力強いというか 頼もしい言葉と出会ったことはありません(笑)ただ一つ、なるほどなあと思わせられる言葉がありまして、アンリ・ベルクソンというフランスの哲学者の言葉は幾度も思い出します。もちろん砂糖水が飲みたいわけではなく、一人芝居のネタ作りの時の話です。ネタが思いつかなかったら、まだ砂糖が溶けてないんだと自分を慰め、ネタが出来たら、砂糖が溶けたと一人で喜んでおる次第です。 似たような言葉はほかにもあるかもしれませんが、僕にとってはこれが一番のお気に入りです。ダイレクトにイメージできますから。要は時間の話だと思うのですが。出来た時が溶けた時、出来なきゃえんえん溶けないんです(笑)。これはの解釈だと思うのですが、時間はネタが出来るか否かで伸び縮みするんです。 ネタがなかなか見つからない深刻さを迂回するために、こうやってこの言葉とじゃれ合ってます(笑)。まだ砂糖が溶けてないんだよ、と笑えますから。 仲の良い友達になりたいです!
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