ニコ・ウィリアムズ獲得プランを忘れさせた? リーガで“最多39回”のチャンスメイクを決めるハフィーニャの覚醒
ヤマルと最強のウイングコンビを形成中
今季開幕前、バルセロナはアスレティック・ビルバオ所属のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ獲得にこだわっていると言われてきた。 ウィリアムズは今夏のEURO2024でバルセロナFWラミン・ヤマルとともにスペイン代表の両翼を担い、チームを欧州制覇へと導いてみせた。あの両翼をバルセロナでも実現したいと考えるのは自然なことだ。 最終的にウィリアムズの獲得は実現しなかったのだが、今そのことを思い出しているサポーターは少ないだろう。現在のバルセロナでは、ブラジル代表FWハフィーニャがウィリアムズ以上のパフォーマンスを見せているからだ。 データサイト『Whoscored』もハフィーニャの覚醒を称賛していて、これだけのパフォーマンスを見せるとは予想外だったのではないか。26日に行われたレアル・マドリードとのクラシコでも1ゴール1アシストの活躍を見せており、今季はここまでリーグ戦とチャンピオンズリーグで10ゴール9アシストと見事な活躍だ。 チャンスメイク数もリーグトップとなる39回を記録していて、昨季とは比べ物にならないハイパフォーマンスだ。今やブラジル代表でも1番信用できるアタッカーとなりつつあり、ハンジ・フリックの下でハフィーニャがここまで化けるとは驚きだった。
構成/ザ・ワールド編集部