3才以降のおとな犬の“反抗期”をこじらせないために必要なこと 飼い主さんの対応次第!?
2. 距離をとる時間をつくる
愛犬といつもべったりではなく、干渉しすぎないことも大切です。お互いに別のことをして過ごす時間をつくり、「飼い主さんは見守ってくれる人」と愛犬を安心させてあげましょう。 たとえば、留守番をさせなくても別の部屋でお互いに“ひとり時間”を満喫するのもよいでしょう。ひとりでいられない犬の場合は、おもちゃを利用するのもいいですよ。
3. ルールをしっかり決める
飼い主さんの愛犬への対応がその場しのぎだと、愛犬が混乱するばかりか信頼感も薄れてしまいます。たとえば、人が食べているものをなんとなくおすそわけするなどの行為は、「昨日はOKだったのに今日はNG」となり、犬が混乱する原因に。人が食べているものをおすそわけすることは絶対しないと決めましょう。 家族内でも曖昧にならないようルールを決めてください。しっかりしたルールなら犬は守ることができます。 “反抗期”は愛犬と向き合うチャンスでもあります。マイナスにとらえがちですが、ポジティブに考えて愛犬としっかり向き合うことで、絆は確実に深まるでしょう。 お話を伺った先生/藤井聖香先生(英国APDT認定ペットドッグトレーナー 獣医師) 参考/「いぬのきもち」2024年6月号『飼い主さんの対応次第!? おとな犬の“反抗期”をこじらせないコツ』 文/小林けい ※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 ※記事と写真に関連性がない場合もあります。
いぬのきもちWeb編集室