「中盤に経験を与える」 MF橋本拳人のSDエイバル加入にスペインメディアも反応!「たった3人の…」【海外の反応】
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のSDエイバルは29日、MF橋本拳人の加入を公式SNSで発表した。スペインメディア『as』はエイバルからの発表後、契約内容や橋本のプレースタイルなどについて言及している。橋本は、6月30日にSDウエスカを退団し、今後の去就に関心が集まっていた。 橋本は、2022年夏にウエスカに移籍し、在籍した2シーズンで公式戦66試合に出場、2ゴールをマーク。23/24シーズンは10番を背負い、中心選手として活躍した。6月にウエスカとの契約を解除するオプションを行使して、クラブを驚かせ、その後は、同じくセグンダ・ディビシオンに所属するFCカルタヘナが、日本代表経験もある橋本に関心を示していると報じられていた。しかし、一転して、日本人に馴染みのあるエイバルへの加入が決定。清水エスパルスに所属するMF乾貴士、ヴィッセル神戸のFW武藤嘉紀に続き、エイバル史上3人目の日本人選手となった。 同メディアは、「橋本がエイバルの中盤に経験を与える」という記事を掲載。「31歳の橋本が、エイバルと1年の契約を結び、いくつかの目標を達成すれば、契約を1シーズン延長する可能性がある」と契約延長オプションが付随していることを伝え、「たった3人のセントラルMFしかいない状況で、ホセバ・エチェベリア監督は、ダブルボランチの位置を強化するという希望を叶え、日本人MFの獲得に成功した」とエイバルの現状を交えながら報じている。 さらに、「橋本は、ポジショニングとボールコントロールに優れるだけでなく、広い範囲をカバーし、ゴール前に顔を出してシュートを打つこともできる」と橋本のプレーを評価している。また、エイバルは手薄になっているCBの補強にも着手しているものの、場合によっては橋本をCBで起用する見込みもあるという。Jリーグ復帰も噂されていた万能型MFだが、引き続きスペインの地でプレーすることになった。
フットボールチャンネル編集部