「このまま崩壊か」「悲惨な現実」2013年と2015年にACLを制覇。アジアを席巻した“広州恒大”のまさかの惨状に海外驚き。中国2部へ降格、財政難でクラブ存続の危機「かつての栄光はどこへ行ったのか」
中国ス―パーリーグを9シーズンで8度制覇
かつて栄華を誇ったクラブの衰退が止まらない。 2010年代に、中国ス―パーリーグを9シーズンで8度制し、2013年と2015年にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で優勝を飾った広州恒大が、存続の危機に瀕している。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け! 2021年に、広州FCに改名したクラブは翌シーズン、親会社の財政難の影響で主力選手を大量放出。その年に2部へ降格した。 韓国メディア『スポーツ朝鮮』は、そんな広州の現状に着目。「ACLを2度制した広州FC、このまま崩壊するのか?数千万の未払い賃金」と題した記事を掲載。「かつてアジアを席巻した栄光はどこへ行ったのか?」と驚きをもって報じた。 「財政難に苦しむ広州FCの未来は暗い。2部に降格した広州FCは、今シーズンは一時昇格圏にまで到達したが、結局スタミナ不足でスーパーリーグ復帰に失敗した。親会社の恒大集団が破産した後、主力選手を全員手放し、本拠地を6万人収容の天河スタジアムから1万3000人収容の花都スタジアムに移すなど、悲惨な現実が続いている」 同メディアは、「それにもかかわらず、彼らは借金に苦しみ、将来がどうなるのか全く分からない。中国サッカー新聞は『広州FCの借金は主に過去に獲得した選手やコーチの給料によるものだ』と報じた。恒大集団時代にチームを強化するために費やした天文学的な金額が彼らの足かせになっている」と続けている。 「広州FCが来年にリーグに参加するには、中国サッカー協会が定めた第2次債務返済期間までに債務を返済しなければならない。中国サッカー新聞は『債務を返済したクラブの発表は来週行われる』と報じた」 広州FCは、債務を返済し、この窮地を乗り切れるのか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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