岡田将生、中井貴一は「すごく周りを見ている方なので」食べたいおにぎり予想で信頼感にじませる<ザ・トラベルナース>
岡田将生が主演を務める10月17日(木)放送スタートのドラマ「ザ・トラベルナース」(毎週木曜夜9:00-9:54※10月17日は夜9:00-10:00、テレビ朝日系)の制作発表記者会見が東京・テレビ朝日本社にて開催。岡田のほか、本作に出演する中井貴一、山崎育三郎、森田望智、野呂佳代、安達祐実、寺島しのぶが登場した。 【写真】「ザ・トラベルナース」出演の岡田将生、中井貴一らが制作発表記者会見に登場 ■岡田将生&中井貴一が医療現場を改革するドラマ「ザ・トラベルナース」 2022年10月期に放送された同名ドラマの第2シリーズとなる本作。「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズの生みの親である中園ミホが脚本を務め、看護師コンビが患者ファーストで医療現場を改革していくさまを描く痛快医療ドラマ。 手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」を持つ、一見感じが悪いがアメリカ仕込みの優秀なナース・那須田歩(なすだ・あゆみ)を岡田が演じる。 また、柔らか過ぎるほどの物腰だが、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多きスーパーナース・九鬼静(くき・しずか)を中井が演じる。卓越したスキルと熱き哲学を持った“最強曲者ナース・コンビ”が命の現場を改革していく。 ■岡田将生の正解に中井貴一が愛ある駄目出し「答えが中途半端でしょ!」 会見では、ナースにとって大切な観察力の高さを試すべく、クイズが行われることに。「岡田さんが今気になっていることは?」というお題に対し、岡田の回答を共演者たちが予想する。シンキングタイムの間、森田が「少しヒントが欲しい」とお願いするも、岡田は正解をフリップに記入するのに夢中で、うっかり無視する形に。 山崎が「リアリティーショー」、寺島が「ゴルフ」、野呂が「大丈夫大丈夫、ウケてるウケてる」と答える中、「番組の成功」と予想した中井は「これじゃなきゃ駄目でしょ!この場でそう言える主役じゃないと、僕たちはついていけない」と熱弁。 しかし、岡田がしたためていた正解は「今この部屋にいる皆さんが楽しんでくれているか」というもの。その誠実さを受け止めつつも、サービス精神旺盛な中井は「答えが中途半端でしょ!ここで“リアリティーショー”だったら面白いのよ!」と、ビシッと駄目出しをした。 ■山崎育三郎「貴一さんが『からいなぁ、からいなぁ!』とずっとおっしゃっていた」 さらに、劇中でおにぎり店が登場することにちなみ、「中井さんが今食べたい、おにぎりの具は?」というクイズも出題された。一緒に中華を食べるシーンを撮影した山崎は「貴一さんが『からいなぁ、からいなぁ!』とずっとおっしゃっていたので、ちょっと甘めがいいのかと考えました」と、目の当たりにしたエピソードを明かしながら「みそ」と回答。 一方、岡田は「しゃけ」をチョイス。「貴一さんはすごく周りを見ている方なので、皆さんの解答に合わせるよう、シンプルな答えを出してくれるんじゃないか」と、中井の人間性に基づいた推理を展開。 信頼も込めた分析に、中井は思わず「おにぎりの具でこれだけ語られるとは…!ストーリーを付けられると逆に、僕にものすごいプレッシャーがかかります。(正解を)変えてもいいですか!?」とオロオロ。 そんな中井が用意していた正解は、海外に行った時も必ず食べるという「スパム」。誰も想像しなかった答えに、キャスト陣も驚きを隠せない様子を見せた。 ■中井貴一、初回の見どころを語る「タガログ語での心肺蘇生法の説明」 緩急自在なトークで終始、会場を盛り上げた岡田と中井は、本作への思いについても語った。岡田は「『医療のシーンでは真剣に、うそがないよう、患者さんに寄り添っていこう』と、皆さんと同じ目標を共有しながら、集中して撮影をしています」とコメント。 中井は「このドラマでは実際にあったことを題材に、物語を創造しています。大きなうそと小さな真を楽しんでいただけるドラマになれば」と真っすぐな眼差しで強調。 また、初回の見どころとして、岡田は「クランクインの日にいきなり撮影した歩と静の長尺会話」、中井は「タガログ語での心肺蘇生法の説明」を挙げ、スタートから見ごたえあふれる今シリーズをアピールしていた。