【MLB】 レッドソックスが乱打戦でオリオールズ下す 吉田はHR含む3安打4打点 打率とOPSで大台間近
【レッドソックス12-10オリオールズ】@オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ
日本時間8月17日、レッドソックスが両軍合わせて31安打の乱打戦を制し、苦手とするオリオールズに対して今季2勝目を挙げた。レッドソックスは吉田正尚が3安打4打点1本塁打、ラファエル・デバースが2安打3打点1本塁打と、主軸が活躍。サイ・ヤング賞候補のオリオールズ先発コービン・バーンズを攻略した。8投手の継投によるブルペンデーで挑んだ投手陣も、10失点を喫しながらリードを守り抜いた。3.1回を投げぬいたレッドソックスのクーパー・クリスウェルに5勝目(4敗)、オリオールズのバーンズに5敗目(12勝)が付いた。 【動画】レッドソックス・吉田の8号3ラン オリオールズの先発は今季ここまで防御率2.71をマークし、サイ・ヤング賞候補にも挙げられるコービン・バーンズ。レッドソックスは初回、ウィルヤー・アブレイユとラファエル・デバースのタイムリー二塁打で先制すると、3回にもデバースの26号2ラン、4回には6番吉田正尚の8号3ランなどで8得点を挙げた。しかし、オリオールズも食い下がり、ラモン・ウリアスの5打点の活躍などで6回までで8対6の乱打戦に。 その後、7・8回も互いに4点ずつ奪い合ったものの、レッドソックスは点差を守り続けた。最後はクローザーのケンリー・ジャンセンが2三振を奪う完璧なクロージング。12対10の打ち合いを制したレッドソックスはこれで貯金が6に増えた。プレーオフ圏内へのゲーム差も2.5となっている。対して敗れたオリオールズは、首位のヤンキースが勝利したため、1ゲーム差の地区2位に後退している。 レッドソックスの吉田正尚は「6番・DH」でスタメン出場。第1打席は四球、第2打席はレフト前安打、第3打席には右中間に8号3ラン、第5打席には追加点をもたらすライト前への安打を放つ大爆発だった。今日の吉田は4打数3安打4打点。シーズン打率.291、OPS.795と共に大台が見えてきた。