冷凍食品に一手間加えて、夜のご馳走にする方法
2. ピリッとするファラフェルボール
ファラフェルは、地中海の味を取り入れる想像の幅があります。それに、外側がカリッとしているので、柔らかい食感のものをトッピングにしたくなります。 ファラフェルボールをエアフライヤーに入れて、説明の指示通りに温める。 その間に、半分に切ったプチトマトと塩味の黒オリーブを、必要な数だけ爪楊枝に刺す。 細かく切ったフェタチーズとプレーンヨーグルト1カップを混ぜて、ピリッとしたクリーミーなソースをつく流。 ファラフェルが温め終わったら、お皿に乗せてヨーグルトソースを細かく線状にかけ流。 もしくは、お皿の上にソースを乗せて、そのソースのベッドの上にファラフェルボールを乗せてもよし。 最後に、トマトとオリーブの爪楊枝をファラフェルボールに刺しましょう。
3. 素敵な蒸し餃子
冷凍餃子はカリッと焼き上げるのもいいですが、私は蒸して食べるのも好きです。 そこにシャキッとした食感を加えるのに、サッと湯がいた青梗菜を乗り物のように餃子の下に敷きます。 酢醤油や、お手元の餃子のたれを散らしましょう。 そこにカリカリのフライドガーリックを加えて、できあがりです(申し訳ないのですが、写真を撮る前に食べてしまいました)。
4. 本格派の冷凍ピザ
ピザは、クラストにチーズ、ソースとすでに様々な食感がある大きなパイ。 これまでとは多少趣が異なります。遊び心を呼び起こすものだと思ってください。 私はTrader Joe'sの「Tarte aux Brie et aux Tomates」(マルゲリータのようなトマトとチーズのピザ)を使います。箱の指示通りに冷凍ピザを焼いたら、数分ほど冷まして、ルッコラをひとつかみと生ハムを乗せます。 真ん中に球状のブッラータチーズを置いて、切って開いたら、甘味と酸味のあるバルサミコ酢を少し散らしましょう。 人を家に呼ぶのが好きなのに、料理はそこまで好きではないという人や、単に時間が足りない場合など、一から料理をつくる気にはなれないと思います。 トンカツや天ぷら、ロールキャベツをつくる必要はありません。冷凍食品コーナーで買ってきたものに、ほんのひと手間加えるだけで完璧です。
的野裕子