底が見えない“日本一黒い湯”大雨で土砂流れ込むも営業再開!【青森の温泉・銭湯へドライ風呂42軒目】
2024年8月から一時休業…大雨で土砂が流れ込み“黒い湯”がピンチに
東北温泉に向かってドライブ。【東北温泉】がどれほど黒い温泉なのか話しながら進むことしばし、到着しました。 タマ伸也さん 「最近まで営業できなかったと伺いました」 沢田 襛 社長 「おかげさまで10月1日に再開しました」 タマ伸也さん 「良かったですね~」 2024年8月の大雨による土砂崩れで被害を受け、一時休業。10月に男女どちらのお風呂も入浴できるようになり、待ちに待った営業再開にこぎつけました。露天風呂は被害が大きかったため、2024年12月25日時点では再開の目途はたっていませんが、内風呂は入ることができます。 【東北温泉】の特徴である『黒い湯』は、樹木や植物が地中に堆積して約4000万年前に亜炭(泥炭)の層となり、そこを通過して湧出した『モール温泉』。お湯は、とろっとした感触で色は褐色系というのが『モール温泉』の特徴。【東北温泉】はその色がとても濃く、真っ黒に見えることから、かつて岩手大学大学院工学研究所の成田榮一教授の分析評価によって、“日本一黒いモール温泉”というお墨付きを得たそうです。どれほど黒いお湯なのか?それでは、レッツ入浴~。
“黒さ”だけではない!?「天津飯にかけたいくらい」お湯の感触も特徴的
タマ伸也さん 「あずましいじゃ~(=津軽弁「快適だね~」)」 温泉ソムリエ 鎌田祥史さん 「こちらが東北温泉の再開したお風呂。地元に愛され、全国からも愛される温泉です」 【入浴料】 ◆大人 380円 ◆中学生 250円 ◆小学生 150円 ◆幼児 無料 最初に2人が入った湯船のお湯は約41℃。底が見えないくらい真っ黒に見えます。
タマ伸也さん 「お湯がトロっとしているね!さすがに俺もわかるようになってきたなぁ。優しいお湯だな、これは!」 温泉ソムリエ 鎌田祥史さん 「わかりますか?」 タマ伸也さん 「天津飯にかけたいくらい!」 温泉ソムリエ 鎌田祥史さん 「とろみがありますからね。泉質は単純温泉という一番優しいものなので、さっと来ていつでも入れます。朝もいいし、夜もいい」 【泉質】単純温泉(低張性アルカリ性高温泉) 【効能】神経痛、五十肩、疲労回復など タマ伸也さん 「顔を上下になでるとツルっとする!」 続いて約44℃の高温風呂へ。
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