レッドソックス吉田正尚、日本時間2日にフリー打撃解禁へ…スイング再開から4日目で リハビリ順調
◆米大リーグ レッドソックス―タイガース(31日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク) 左親指付け根を痛めて負傷者リスト(IL)入りしているレッドソックスの吉田正尚外野手(30)が1日(日本時間2日)にフリー打撃を再開する見通しとなった。コーラ監督がこの日の本拠地・タイガース戦の試合前に「マサ(吉田)は明日、フィールドに出て打撃練習を行う」と語った。 吉田は5月29日(同30日)に負傷後初めてティー打撃を行い、スイングを再開。復帰に向けて最初の一歩を踏み出していたが、4日目にして一気にリハビリの強度を上げることになった。 4月28日(同29日)のカブス戦で、第2打席に中前打を放った際の衝撃により、患部を負傷。渡米2年目で初のIL入りとなった吉田はなかなか腫れが引かず、3人の専門医に検査を受けた結果、手術は必要ないと診断されたものの、スイングはほぼ1か月間控えていた。5月29日(同30日)に対面でアンダースローによるティー打撃を始め、約1か月ぶりにバットを振った吉田は、この日の試合前にメディアに対応。フリー打撃再開のメドについて問われると「早いうちにと思っています」と意欲を見せていたが、トントン拍子でステップを踏む形となった。 現在のスイングは「確かめながらという感じ」だという。スイングの量は素振りを含め、50スイング弱。患部にプロテクションを付けてスイングしており「(翌日は)特に問題はなかった」と、まずはホッとした様子だ。 「一歩一歩段階を上げていければと思います」。チームでは右打ちの左翼手・オニールが、26日(同27日)付けで右膝の炎症で10日間のIL入り。吉田の復帰が待ち遠しい。
報知新聞社