ソフトバンク・小久保裕紀監督

◆パ・リーグ　日本ハム１―７ソフトバンク（２９日・エスコンフィールドＨＯＫＫＡＩＤＯ） 　ソフトバンクが対日本ハム５連勝で貯金を今季最多の２７とした。これで４カード連続で１、２戦目とも勝利。金、土曜日に限れば５月３１日、６月１日の広島戦（みずほペイペイ）からＤｅＮＡ戦、阪神戦、ロッテ戦、日本ハム戦と、５週×２勝で“１０連勝”だ。 　３回に２死二塁から川瀬のゴロが二塁・奈良間のグラブをかすめ、打球が後方に転がる間に、二走・広瀬が判断良く一気に生還。１点を先制した（記録は遊撃への内野安打）。 　４回は１死一塁から、柳町が右前打、正木が中越え２点二塁打、広瀬が中犠飛。慶応高～慶大出身の“慶応３兄弟”の活躍で３得点を追加した。 　５回にも２死一、二塁から近藤が連日の１３号３ラン。本塁打数で並んでいたチームメートの山川を抜き去り、単独トップに浮上した。「インコースのスライダーを完璧に捉えることができました。難しいボールだったので、自分でも驚きのホームランとなりました」とご満悦。打率は３割５分２厘でリーグダントツ。打点も４６となり、リーグトップ・山川の４９に３差と迫った。 　先発・大津は危なげなく７回５安打１失点。トップ７勝の僚友・有原に続くリーグ２位タイの６勝目を挙げた。