日本ハムD2位の東海大相模・藤田琉生、指名あいさつ受け「北海道は…」
日本ハムからドラフト2位指名を受けた東海大相模・藤田琉生(りゅうせい)投手(17)が5日、神奈川・相模原市の同校で、大渕隆スカウト部長(54)らの指名あいさつを受けた。 【写真】「しゃけまる」を手にポーズをとる東海大相模・藤田琉生 持ち味は198センチの長身から繰り出される直球だ。8月28日に行われた高校日本代表対大学日本代表の壮行試合で自己最速の150キロを記録。「将来的には平均球速を152キロから154キロくらいまで持っていきたい」と更なる球速アップを誓った。 プロでの将来像を「唯一無二の投手」と語る左腕。代名詞の身長もさることながら、唯一無二の強みとしてフィールディングを挙げた。「大きい選手は不器用だという固定概念を覆したいと思って今まで練習してきた」。中学までは苦手だったというが、5メートル先へのスローイング練習や投内連係でのバント処理などで徹底的に練習を重ね、課題を克服した。 北海道には一度も行ったことがないという。「(北海道は)海の幸がおいしいと聞いたので食べに行きたい。(エスコンフィールド北海道は)新しい球場なのでウキウキしている」。希望を胸に、北の大地で大きく羽ばたく。(児嶋基) ◆D2位・藤田琉生について日本ハム・大渕スカウト部長 「われわれが求めているプロの投手という意味では、(マウンド以外での)目に見えない要素を持っていると思う。間違いなく先発タイプ」