従業員の半数が支払い漏れ経験 TOKIUMが請求書処理業務で調査
請求書処理業務に関わる従業員の約半数が支払い漏れを経験していることが、支出管理クラウドサービスを手がけるTOKIUM(東京都中央区)の調査で分かった。 調査は8月中旬、請求書の受領や処理に携わる全国の従業員1100人を対象にインターネットで行った。 結果によると、約8割が請求書の処理に課題を感じていた。最も多かったのは「紙やメールなど様々な形式で請求書が届くため煩雑」(44.4%)。次いで「請求書の紛失や提出忘れが発生する」が36.4%だった。 請求書の受け取り方法は「紙」が最多で46.4%。依然として紙の請求書が主流であることが浮き彫りになった。一方で、Webサイトからのダウンロードは25.6%、メールへの添付19.7%と電子化も広がりをみせている。FAXは4.6%。 請求書の支払い漏れを経験したことがあるのは45.2%と約半数に上った。原因のトップは「請求書を受け取っていたが申請が遅れた」が36.1%。「紙の請求書が他の請求書に紛れるなどして処理を失念した」(33.0%)、「Webサイトから請求書のダウンロードを失念した」(29.0%)と続いた。
電波新聞社報道本部