山里亮太、蒼井優を射止めた“愛され力”の秘密
お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太と女優・蒼井優の結婚は5日、芸能ニュースの話題をほぼ独占した。2人は同日夜に都内のホテルで会見を開き、入籍を報告。薬物事件など残念なニュースや悲しいニュースが目立っていたこのところの芸能界、明るいニュースにネットは祝福ムードに染まった。美人女優と結婚すれば嫉妬の対象になっても不思議ではないのに、山里の好感度の高さは抜群だ。 【動画】南キャン山里さん結婚会見 蒼井優さん「しんどいくらい笑わせてくれる」
ブーイングで迎えられた初のAKB48じゃんけん大会
山里の“愛され力”の高さを取材を通して実感できたのが、AKB48のじゃんけん大会。初めて開催された2010年の第1回大会で、レフェリーとしてサプライズ登場した山里は当時、AKB48が大好きなオタクキャラを前面に押し出し、ネット上では「職権乱用、公私混同、AKB利権でのさばってる」などといった酷評もあっただけに、じゃんけん大会登壇も野次やブーイングで迎えられた。同じアイドルを好きな人間が、そのアイドルに近づく。しかもタレントで、普通は近づけない距離感で接する。これはファンからすれば、嫉妬の対象になる。唯一、アイドルと近しいところに顔を出してゆるされるのはプロデューサーだけ、とも言われる。そんな中、MCのジョン・カビラも「芸能界一、AKBを愛する男」として山里をコールするなど、火に油を注ぐ演出で、ある意味、山里としては仕事でありながら大きな試練の様相を呈していた。 実際、大会翌日に放送された「山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ)で山里は、日本武道館を埋め尽くした1万人のAKBファンから大ブーイングを浴びたことにふれ、「秋元(康)先生じきじきに、レフェリーやってくれない?と言われた」と言い訳しつつ、内心ヒヤヒヤものだったことを明かした。レフェリーの役割としては、メンバーを呼び込み、じゃんけんする両者の手を真ん中にとって持ってくる。そして「レディ!」のかけ声で、じゃんけんぽん。勝者の手をあげる。その繰り返しになるが、メンバーの手をさわるたび、「さわってんじゃねーよ!」などと野次られていた。