【お金持ちの定義】年収「800万円」はお金持ち?年収いくらからが”お金持ち”なのでしょうか?
昨今の物価高で、お金に対するストレスを感じている方は増えているようです。 「もっとお金があれば生活が楽になるのに」「お金持ちになりたい」などと考えている方もいることでしょう。 お金持ちの定義を年収ではかることがありますが、年収いくらからお金持ちだといえるのか気になる方もいるでしょう。 そこで今回は、年収「800万円」だとお金持ちといえるのかについて調べてみました。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
年収「800万円」はお金持ち? 全体の上位何%くらい?
お金持ちの定義を年収ではかることができますが、年収800万円だとお金持ちといえるのか疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。 国税庁長官官房企画課の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均年収は、458万円(男:563万円/女:314万円)であるとのことです。 給与段階別分布を見ると、年収800万円超~900万円以下を稼いでいる人の割合は全体の3.3%です。 割合で最も多いのは300万円超~400万円以下の16.5%で、次いで400万円超~500万円以下の15.3%、200万円超~300万円以下の14.1%と続きます。 年収800万円の方の場合、平均年収よりも342万円多く稼いでいることから、お金持ちの部類に入っているといえるかもしれません。
みんながイメージする「お金持ちの定義」は年収いくらから?
ある調査結果による「お金持ちの定義」によると、年収800万円では不足していることが分かりました。 合同会社serendipityが実施した「お金持ちのイメージについての調査」によると、お金持ちの定義として「年収1000万円以上」と回答した人が最も多く、全体の36.0%でした。 「年収1000万円以上」以降は「保有資産が1億円以上」が20.5%、「年収3000万円以上」が17.7%と続き、全体的にばらつきがみられます。 同調査では、お金持ちや資産家へのイメージについても調査しており、約半数の45.3%は「分からない」と回答しています。 残りの回答では、「良い」「悪い」がほぼ同じ割合ですが、一定数の人がお金持ちにいいイメージを持っていないようです。 お金持ちのイメージが悪い理由として、「わがまま・傲慢」「ズル賢い」「性格が悪い」など内面的な理由が多いなかで、「グレーなことをしている」「何か悪いことをしている」という意見もありました。例えば悪徳マルチ商法・転売ヤー・闇バイトなど、違法な方法でお金を稼いでいる人が注目されているといえるでしょう。 また、お金持ちのイメージで「分からない」と回答した人が多かったように、お金持ちはえたいの知れない存在とされている点も気になります。 「悪いことをしなければお金は稼げない」と考えて違法行為を繰り返す人がいる一方、社会貢献をしながらお金持ちになっている人もいることから、お金持ちを目指したい場合は、昇給・昇格や起業などで成功することを目標にするといいでしょう。