母は2冠馬、いとこはエ女王杯覇者 良血の2歳馬がデビュー2連勝を狙う
名牝ミッキークイーンの4番仔となるミッキーマドンナ(牝2、美浦・堀宣行厩舎)が、土曜中山9Rの芙蓉ステークス(2歳・オープン・芝2000m)でデビュー2連勝を狙う。 【写真】名牝から受け継いだ末脚 ミッキーマドンナの軌跡 ミッキーマドンナは父エピファネイア、母ミッキークイーン、母の父ディープインパクトの血統。母は15年のオークスと秋華賞の覇者。半姉のミッキーゴージャスは今年の愛知杯、いとこのブレイディヴェーグは昨年のエリザベス女王杯、同じくエピファニーは今年の小倉大賞典を制している。 8月札幌の新馬(芝1800m)は五分のスタートから中団前寄りを追走。勝負所で外から差を詰めると、上がり2Fが11.5-11.5の瞬発力勝負をきっちりと差し切った。2着のレッドシュテルンとは僅かにアタマ差。とはいえ、着差以上の能力差を感じさせる完勝だった。 少し気は早いが、ここで賞金加算に成功すれば、母に続く樫制覇が現実味を帯びてくる。今後のローテーションを楽にするためにも、きっちりと勝っておきたい一戦となる。