ORCALANDインタビュー『ナワバリロックフェスティバル』開催に向けて「史上最大の挑戦であり、これまでの集大成だと思ってます」
――そうなると、今回は満を持して対バンするバンドが多いんですね。 村田 だから、「本当に出てもらえるんだ!?」みたいな気持ちもあります。 ――また、空き地には時速36kmの仲川慎之介さんが発表されていますね。こちらはアコースティックステージのような形になるんですか? 村田 そうですね。基本的には弾き語りで、アコースティックセットもやれるのであれば、みたいな感じです。僕、時速36kmが大好きで、普通にチケットを取って観に行ったりもしてるぐらい。今、着てるTシャツは時速36kmとreGretGirl(リグレットガール)のツーマンのイベントTで、そのときに挨拶をさせてもらったんですけど、まさか出てもらえるなんて、と。 ――そんな『ナワバリロックフェスティバル 2024』の直前にはバレーボールチーム、NECレッドロケッツ川崎へのテーマソングとして書き下ろした新曲「SPARK」もリリースされます。 大塚 どんなことを書きたいかと考えたとき、レッドロケッツというチームが自分たちのバレーに関わるモノや観客との繋がりを大事にしていることに気づいたんです。そこは自分たちがバンドとして掲げている「誰ひとり置いていかないロックバンド」というテーマと結構近いというか。そんなとき、観客の思いと自分たちの力が重なり合ったときにいい瞬間が生まれる、スパークする、みたいな文章が目に留まって、そこを軸に書いていった感じですね。あと、「Journey」という宇宙とバンドとしての旅をテーマにして書いた曲があるんですけど、そことも繋がるところがあるなと考え、その曲の前日譚じゃないけど、そういうところもあればいいなと思いました。 ――サウンド的には新たなところに踏み出した感もあります。 大塚 やっぱり、挑戦はしていきたいと思っていて。今回はデジタルサウンドをより取り込んでみました。 ――では、改めて『ナワバリロックフェスティバル 2024』への意気込みをお願いします。 こーてぃん 間違いなく、ORCALAND史上最大の挑戦であり、これまでの集大成だと思ってます。ここを経てどうなるかが重要ですし、今後のORCALANDを占うイベントだと思うので、やりきる気持ちで後先のことは考えずに向かっていきたいですね。 おとやん 僕も挑戦を成功させたいというところはもちろんあるんですけど、あくまでお祭りを開くという気持ちもあるんですよ。だから、来てくれた人がちゃんと楽しんでもらえれば、というのがいちばん強くて。成功や失敗というのもあるだろうけど、来てくれた人にちゃんとしたモノを提供できるかどうか。その作業をまだまだ頑張っていきたいです。 村田 やっぱり、12カ月連続企画をやったので、そのときの経験を活かして成功させたいと思っています。あのときよりも不安はないし。 大塚 お客さんにも演者にも好かれるイベントになればいいなと思っていて。その準備を怠らず、当日はもうライブをやるだけ、というところまで持っていければいいなと考えていますね。 Text:ヤコウリュウジ <イベント情報> 『ORCALAND presents ナワバリロックフェスティバル 2024』 2024年11月10日(日) 東京・下北沢ADRIFT&空き地 開場12:45 / 開演13:15 出演:ORCALAND / anewhite / Wienners / MOSHIMO / 仲川慎之介 and more ※他出演者は後日発表 <リリース情報> デジタル・シングル 「SPARK」 2024年10月30日(水) 配信リリース